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08 ,2020
とうとう8月も今日で最後である。4月から8月まで、7月に3日間北海道に行っただけで、それ以外どこにも行けていない。ガロアの人気企画だった「ぶらり旅」も、3月の広島が最後だ。蒸留所の取材も、7月の厚岸以外どこにも行っていない。もちろん、海外取材なんて、なんだか遠い日の出来事のようにも感じる。4月終わりのアイルランドツアーの延期を決めたのは2月だったが、そのときは秋にはできると思っていた。その延期となったツアーの中止を先週正式に発表した。すっかり忘れていたことではあったが…。
このコロナ禍で、何もかもが一変している。すべてのフェス、イベント、そしてセミナー等が中止になり、zoomやYou Tubeを使ったオンラインに切り替えられている。TWSCの実行委員会のミーティングも、すべてオンラインで、人と接することが本当になくなった。気がつけばそれが日常となっている。もう、そんな生活が半年である。
そんな中で、日々ウイ文研はガロアや検定、コニサー試験、そしてTWSCで頑張っているが、ウイスキーやスピリッツを取り巻く環境は、これからどうなるのだろうという不安もある。今、スコットランドの蒸留所はどうなっているのだろうか。月イチペースで増えていたアイルランドの蒸留所は…。すでにアメリカのクラフトは3割近くが閉鎖になっているというニュースもある。日本の蒸留所も、この頑張りはいつまで持つのだろうか…。直接現場に行って声を聞くことができないので、現状がよく分からない。それは私たちの仲間が多くいるバーや酒販店も同じだろう。なんとか頑張ってもらいたいと願うばかりだ。
そんな、ささやかな願いをこめて、次号ガロアでは、会員全員にコロナ退散のアマビエシールを作り、それを同封することにした。せめてコロナにはかからないでほしいという願いである。版画家の渡辺トモコさんの作で、お札スタイルのシールとしてあるので、ドアでもどこでも貼ってほしいと思っている。今はこんなことしかできないが、オンラインならオンラインで、あるいは方法を変えて、やれるのならウイスキーのイベントを開きたいと思っている。それは2008年から奇跡的なV字回復を果たした日本のウイスキー市場を、これ以上、コロナ禍で停滞させないためでもある。そのためには、毎日でも情報発信である。
TWSCはすでに来年の開催を発表し、現在はそのパンフレットの製作にかかっているが、同時にウェブマガジン、そしてすべての発信を英語でも行うべく、事業を進めている。ノミニケーションのリアムさんの手を借りてのことだが、日本のウイスキー、スピリッツ、そして焼酎の記事を(主にガロアに載ったもの)、リアムさんが英文に翻訳して海外に発信する準備が進行している。焼酎公式ガイドブックができたら、それもそうしたいと思っている。
いずれにしろ、この秋からは国内の蒸留所の取材を再開させようと思っている。それはウイスキーだけでなく、焼酎の蔵元も取材する予定だ。できれば釣りができれば、言うことはないのだが…。

* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter
このコロナ禍で、何もかもが一変している。すべてのフェス、イベント、そしてセミナー等が中止になり、zoomやYou Tubeを使ったオンラインに切り替えられている。TWSCの実行委員会のミーティングも、すべてオンラインで、人と接することが本当になくなった。気がつけばそれが日常となっている。もう、そんな生活が半年である。
そんな中で、日々ウイ文研はガロアや検定、コニサー試験、そしてTWSCで頑張っているが、ウイスキーやスピリッツを取り巻く環境は、これからどうなるのだろうという不安もある。今、スコットランドの蒸留所はどうなっているのだろうか。月イチペースで増えていたアイルランドの蒸留所は…。すでにアメリカのクラフトは3割近くが閉鎖になっているというニュースもある。日本の蒸留所も、この頑張りはいつまで持つのだろうか…。直接現場に行って声を聞くことができないので、現状がよく分からない。それは私たちの仲間が多くいるバーや酒販店も同じだろう。なんとか頑張ってもらいたいと願うばかりだ。
そんな、ささやかな願いをこめて、次号ガロアでは、会員全員にコロナ退散のアマビエシールを作り、それを同封することにした。せめてコロナにはかからないでほしいという願いである。版画家の渡辺トモコさんの作で、お札スタイルのシールとしてあるので、ドアでもどこでも貼ってほしいと思っている。今はこんなことしかできないが、オンラインならオンラインで、あるいは方法を変えて、やれるのならウイスキーのイベントを開きたいと思っている。それは2008年から奇跡的なV字回復を果たした日本のウイスキー市場を、これ以上、コロナ禍で停滞させないためでもある。そのためには、毎日でも情報発信である。
TWSCはすでに来年の開催を発表し、現在はそのパンフレットの製作にかかっているが、同時にウェブマガジン、そしてすべての発信を英語でも行うべく、事業を進めている。ノミニケーションのリアムさんの手を借りてのことだが、日本のウイスキー、スピリッツ、そして焼酎の記事を(主にガロアに載ったもの)、リアムさんが英文に翻訳して海外に発信する準備が進行している。焼酎公式ガイドブックができたら、それもそうしたいと思っている。
いずれにしろ、この秋からは国内の蒸留所の取材を再開させようと思っている。それはウイスキーだけでなく、焼酎の蔵元も取材する予定だ。できれば釣りができれば、言うことはないのだが…。

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