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  02 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「相次ぐコンサルタントとTWSC」
 昨夜は7時から渋谷区東にあるレコール・ドゥ・ヴァンで2年ぶりとなるセミナー。前回はアイリッシュウイスキーについてやったということだったが、覚えていない(申し訳ない)。で、今回は今世界でブームになっているジンを取り上げ、なぜジンがブームなのか、そもそもジンとは何なのかについて、2時間テイスティングセミナーをやることに。

 用意したジンは①ビーフィーター、②シップスミス、③ヘンドリックス、④ロックローズ、⑤六の5種類。ただ、ジンだけではツライ(?)だろうと思って、最後の2種はカバランとポールジョンの、台湾、インドの美味しいウイスキーで締めることにした。

 受講生の中にはジンのインポーターや、ソムリエ、ソムリエ受験生の方もいたが、ジンについてはセミナーに出ても、本を読んでも分からないという。おそらく、ジンについて話している講師も、本を書いているライター(!)も、ジンのことについて本当に分かってないからだと思う。ジンを理解するためには、そもそも蒸留のことが分かっていないと、ダメだと思うからだ。ウイスキーの専門家である我々が、実際にジンの蒸留所をそれこそ100近く回らないと、本当のことは理解できないのだ。

 もちろん、ウイ文研はジンの蒸留所のコンサルタントもしている。原料アルコールから原料となるボタニカル、そして蒸留器にいたるまで、すべてルートを持っているのだ。やってないのは、自分たちで蒸留所をつくるということだけである(近いうちにつくる気はあるのだが…)。

 そのコンサルの件で、今日は3時に林業で有名なM産業のSさん、Eさんの2人が事務所にやってきて、1時間半ほどミーティング。神奈川に新しくウイスキー蒸留所を造ろうというもので、今からどんな蒸留所にするのか、そのプラン作りをやることになる。もちろん、目指すはM産業らしい、世界が驚くようなウイスキーだ。まだまだウイスキーには可能性が無限にあるし、試されてないことも山のようにある。66歳にはなっているが、「人生なにかを始めるのに遅いということはない」と、テレビCMでも言っているし、ここはひとつやってみるしかないか(1つ2つじゃ済まないのだが…)。

 で、その後、週1の全体ミーティング。2週間後にせまったTWSCの件で、やることが天文学的にあり、1つ1つをチェックしてゆく。2年目を迎えて新しいことにも次々とチャレンジしてきたが、あまりにも、できなかったことが多すぎた。3回目に向けての大いなる反省点だが、とにかく目の前にせまった第2回TWSCを成功させるしかない。新型コロナウイルスなんて言ってる場合じゃないのである。

 今こそウイスキー、スピリッツ、焼酎で日本を元気にするしかないと思っているのだ。ただ感染には充分注意をしたいと思っていて、全国からくる審査員には全員マスクをつけて集合してもらうし、ジャッジの間はマスクを外すが、審議が終了したらマスクをしてもらおうと思っている。

 スタッフはサポートスタッフも含め、全員マスク着用を義務づけようと思うし、会場のいたるところに消毒用のアルコールを置くつもりだ。

 もっとも会場にはウイルスの天敵であるアルコールが700本近く並んでいるのだが。グラスの数も1セッション最大3000個。つまり会場全体がアルコールで包まれているようなものだ(もちろん体の中も)。これでも生き残るやつがいたら、そいつの顔を見てみたい。といってもウイルスは生物かどうか、いまだに不明だということだが。もしかしたら宇宙からやってきた侵略者…。


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* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

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