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02 ,2020
苦渋の決断を迫られることになった。政府のイベント中止の要請を受け(?)、昨日2時から全体会議を行い、3月9日、10日、11日に開催予定だったTWSCを延期する決断に至った。すでにホームページなどではその旨発表し、全国260名の審査員、出品者、実行委員、ゲスト審査員、体験ジャッジ、プレスには、メール等でお報せを開始しているが、当分は混乱が続くだろう。来週アタマには書面でも、その件を伝えようと思っている。
もちろん中止ではなく、あくまでも延期ということで、同じEBiS303の会場で5月にやるべく、すでに動いている。ジャッジの人選はその時に改めてということになるが、詳細については後日連絡したいと思っている。ただし、新型コロナウイルスがどうなるかで、それもわからないが(そういったら大阪フェスも、そしてオリンピックもどうなるかわからない…)。
さらに昨日夕方には首相のひとことで、全国の小・中・高がこのまま4月上旬まで休校ということになった。前代未聞とはまさにこのことで、私たちには直接関係はないかもしれないが、腹立たしい限りである。ますますスタッフは就労が難しくなり、我々小さな会社でも、いくつかの業務がストップする。突然の総理の発言はアリバイ工作というか、全国民のことを真剣に考えていますという、ポーズ以外の何ものでもない気がする。人類が滅びる前に、日本が沈没である。
ま、そんなことを言ってもはじまらないのが、今のニッポン。私たちウイ文研はTWSCのこともそうだが、4月のJWF、そしてアイルランドツアー、さらにコンペの5月開催、6月の大阪フェスに向けて、今やれることを全力でやるしかない。目標はハッキリしている。ウイスキーで日本を、ひいては世界を元気にすることだ。そしてウイスキーには、その力があると信じているし、私たちウイ文研には、それをやりとげる力があると信じている。というか、こういう時こそ、事態を受け入れ、それに対して柔軟に、あらゆる可能性を探りながら、最後は面白がるしかない。人はピンチになった時、苦境に立たされたときに、それを面白がれるかどうかである。
ということで、4月のJWF、そして大阪フェス用に進めていた、新しいトートバッグの版画6枚が仕上がって3日前にウイ文研に届いた。すでに14のトートバッグ(版画)を作っているが、今回はそれにグレングラント、ストラスアイラ、そしてアイル・オブ・ジュラ、プルトニーのスコッチの4蒸留所と、初となるアイリッシュのブッシュミルズ、ミドルトンの2つを加えた。
次号のガロアで14の版画の“謎とき”をしているが、今回の6枚の図柄のストーリーもこれからアップしていくつもりである。なぜこの組み合わせなのか、クイズのように考えてもらうというのも、アリかもしれないと思っている。まあ、うちのウイスキープロフェッショナル(WP)なら、分かって当然だと思うのだが…。
そのガロアの3月12日発売号の下版は、いよいよ今日に迫っている。カドカワの単行本も来週で、ほぼ私の手を離れている。これからチベットの写真集、そしてアイラ、ボトラーズ、祥伝社の単行本が目白押しで、TWSCが延期になったこともあり、一気に4~5冊を作ってしまいたい。新型コロナウイルスのおかげで本が書けた…そうなりたいと思っているのだ。
今日は父の命日。父は日本酒党だったが、ここはポールジョンのニルヴァーナにすることにした。ニルヴァーナはもちろん、サンスクリット語で「涅槃」の意味だ。母には、母が大好きだった赤ワインにした。背景はラダックのシャンカル寺院のラマ教の秘仏である。


* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter
もちろん中止ではなく、あくまでも延期ということで、同じEBiS303の会場で5月にやるべく、すでに動いている。ジャッジの人選はその時に改めてということになるが、詳細については後日連絡したいと思っている。ただし、新型コロナウイルスがどうなるかで、それもわからないが(そういったら大阪フェスも、そしてオリンピックもどうなるかわからない…)。
さらに昨日夕方には首相のひとことで、全国の小・中・高がこのまま4月上旬まで休校ということになった。前代未聞とはまさにこのことで、私たちには直接関係はないかもしれないが、腹立たしい限りである。ますますスタッフは就労が難しくなり、我々小さな会社でも、いくつかの業務がストップする。突然の総理の発言はアリバイ工作というか、全国民のことを真剣に考えていますという、ポーズ以外の何ものでもない気がする。人類が滅びる前に、日本が沈没である。
ま、そんなことを言ってもはじまらないのが、今のニッポン。私たちウイ文研はTWSCのこともそうだが、4月のJWF、そしてアイルランドツアー、さらにコンペの5月開催、6月の大阪フェスに向けて、今やれることを全力でやるしかない。目標はハッキリしている。ウイスキーで日本を、ひいては世界を元気にすることだ。そしてウイスキーには、その力があると信じているし、私たちウイ文研には、それをやりとげる力があると信じている。というか、こういう時こそ、事態を受け入れ、それに対して柔軟に、あらゆる可能性を探りながら、最後は面白がるしかない。人はピンチになった時、苦境に立たされたときに、それを面白がれるかどうかである。
ということで、4月のJWF、そして大阪フェス用に進めていた、新しいトートバッグの版画6枚が仕上がって3日前にウイ文研に届いた。すでに14のトートバッグ(版画)を作っているが、今回はそれにグレングラント、ストラスアイラ、そしてアイル・オブ・ジュラ、プルトニーのスコッチの4蒸留所と、初となるアイリッシュのブッシュミルズ、ミドルトンの2つを加えた。
次号のガロアで14の版画の“謎とき”をしているが、今回の6枚の図柄のストーリーもこれからアップしていくつもりである。なぜこの組み合わせなのか、クイズのように考えてもらうというのも、アリかもしれないと思っている。まあ、うちのウイスキープロフェッショナル(WP)なら、分かって当然だと思うのだが…。
そのガロアの3月12日発売号の下版は、いよいよ今日に迫っている。カドカワの単行本も来週で、ほぼ私の手を離れている。これからチベットの写真集、そしてアイラ、ボトラーズ、祥伝社の単行本が目白押しで、TWSCが延期になったこともあり、一気に4~5冊を作ってしまいたい。新型コロナウイルスのおかげで本が書けた…そうなりたいと思っているのだ。
今日は父の命日。父は日本酒党だったが、ここはポールジョンのニルヴァーナにすることにした。ニルヴァーナはもちろん、サンスクリット語で「涅槃」の意味だ。母には、母が大好きだった赤ワインにした。背景はラダックのシャンカル寺院のラマ教の秘仏である。


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