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08 ,2019
月、火、水と2泊3日で富山に行っていた。『ウイスキーガロア』のぶらり旅の取材で、少し先の11月12日発売号に掲載する記事だ。
富山を選んだ理由は、三郎丸の鋳物のポットスチルを見るため。三郎丸に行くのは2年半ぶりで、ぜひとも世界初の鋳物のスチルをこの眼で見たかったからだ。
もちろん、ぶらり旅なので月曜は富山に着いて、ますのすしの源、ますのすしミュージアムへ。そこで寿司の手作り体験コースに参加。実際に笹の葉をセットし、ごはんと鱒をのせ、弁当に加工するまでを体験。それを持ち帰ることができるという、人気のコースだ。
その後、富山といえば薬、「越中富山の薬売り」といわれるくらいで、実際私が子供の頃は、我が家にも富山の置き薬があり、定期的に薬売りのおじさんがやってきた。その時、子供のお土産に持ってきたのが紙風船と、飴だったように記憶する。ずいぶん、子供の時はやっかいになったものだ。
その丸薬づくりが体験できるということで、「反魂丹」で有名な池田屋安兵衛商店に行って取材。思わず「反魂丹」を買ってしまう。
一度ホテルにチェックインしたあと、いよいよ“酒場紀行”。居酒屋の親爺とバー白馬舘、さらに白馬舘の内田さんのお父さんがやっている、別の白馬舘にも足を伸ばし取材。富山のおいしい地魚と、白馬舘ではおいしいウイスキー、そしてカクテルを堪能した。
2日目の火曜日は朝イチで岩瀬にある「満寿泉」へ。社長の桝田さんに話をうかがい、その後、電車を乗り継いで城端線の油田にある三郎丸蒸留所へ。念願の鋳物製のポットスチルを見ることができた。
詳細はガロアの特集にゆずりたいと思うが、ひとことで言えば、驚き以外のなにものでもない。こんな発想ができるのは地元・高岡の稲垣さんくらいで、高岡の鋳物の歴史、技術がなかったら、発想もできなかっただろう。まだ使い始めて数ヵ月だが、ニューポットを飲ませてもらって驚いた。50ppmのヘビリーピーテッドだが、柔らかく、それでいてコクがある。大げさではなく、これがウイスキーのポットスチルの歴史を変えるかもしれない…。そんなポテンシャルを秘めた蒸留器とウイスキーなのだ。
ま、それはともかく、再び富山にもどって夕方から居酒屋をさらに1軒と、バーを1軒取材する。バーや居酒屋は、すべてウイ文研の会員でレクチャラーのIさんのチョイスである。地方、地方にこんな会員がいてくれるのは、本当にありがたいことだと思う。
昨日の水曜は9時台の新幹線で東京にもどり、午後ウイ文研に。2日留守にしただけだが、やらなければならない案件が山のようになっていて、正直、このところのスケジュールはおそろしい。最優先はガロアの下版作業で、さらにTWSC、焼酎コンペ、長和フェス、琵琶湖ウイスキークルーズ、東京フェスが目白押しである。
そんな中、今日は2時半から全体ミーティングを行う。TWSCやJWAのことで、来月からウイ文研をサポートしてくれる「TSUKURU」のメンバー4名も参加してくれて、総勢20名というミーティングになった。
話し合われたのは主にTWSC、焼酎コンペのことだが、もう一つ、TWSCとしてジャパニーズウイスキーの定義をどうするのか、最終決定を下すタイミングにも来ている。週明け9月2日からは、TWSCのウイスキー、スピリッツのエントリーが開始されるからだ。
それについては、TWSCのカテゴリーのところを見てほしい。新しい定義と、新しいカテゴリーの新設、そしてその理由などを、そこで述べる予定でいる。




* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter
富山を選んだ理由は、三郎丸の鋳物のポットスチルを見るため。三郎丸に行くのは2年半ぶりで、ぜひとも世界初の鋳物のスチルをこの眼で見たかったからだ。
もちろん、ぶらり旅なので月曜は富山に着いて、ますのすしの源、ますのすしミュージアムへ。そこで寿司の手作り体験コースに参加。実際に笹の葉をセットし、ごはんと鱒をのせ、弁当に加工するまでを体験。それを持ち帰ることができるという、人気のコースだ。
その後、富山といえば薬、「越中富山の薬売り」といわれるくらいで、実際私が子供の頃は、我が家にも富山の置き薬があり、定期的に薬売りのおじさんがやってきた。その時、子供のお土産に持ってきたのが紙風船と、飴だったように記憶する。ずいぶん、子供の時はやっかいになったものだ。
その丸薬づくりが体験できるということで、「反魂丹」で有名な池田屋安兵衛商店に行って取材。思わず「反魂丹」を買ってしまう。
一度ホテルにチェックインしたあと、いよいよ“酒場紀行”。居酒屋の親爺とバー白馬舘、さらに白馬舘の内田さんのお父さんがやっている、別の白馬舘にも足を伸ばし取材。富山のおいしい地魚と、白馬舘ではおいしいウイスキー、そしてカクテルを堪能した。
2日目の火曜日は朝イチで岩瀬にある「満寿泉」へ。社長の桝田さんに話をうかがい、その後、電車を乗り継いで城端線の油田にある三郎丸蒸留所へ。念願の鋳物製のポットスチルを見ることができた。
詳細はガロアの特集にゆずりたいと思うが、ひとことで言えば、驚き以外のなにものでもない。こんな発想ができるのは地元・高岡の稲垣さんくらいで、高岡の鋳物の歴史、技術がなかったら、発想もできなかっただろう。まだ使い始めて数ヵ月だが、ニューポットを飲ませてもらって驚いた。50ppmのヘビリーピーテッドだが、柔らかく、それでいてコクがある。大げさではなく、これがウイスキーのポットスチルの歴史を変えるかもしれない…。そんなポテンシャルを秘めた蒸留器とウイスキーなのだ。
ま、それはともかく、再び富山にもどって夕方から居酒屋をさらに1軒と、バーを1軒取材する。バーや居酒屋は、すべてウイ文研の会員でレクチャラーのIさんのチョイスである。地方、地方にこんな会員がいてくれるのは、本当にありがたいことだと思う。
昨日の水曜は9時台の新幹線で東京にもどり、午後ウイ文研に。2日留守にしただけだが、やらなければならない案件が山のようになっていて、正直、このところのスケジュールはおそろしい。最優先はガロアの下版作業で、さらにTWSC、焼酎コンペ、長和フェス、琵琶湖ウイスキークルーズ、東京フェスが目白押しである。
そんな中、今日は2時半から全体ミーティングを行う。TWSCやJWAのことで、来月からウイ文研をサポートしてくれる「TSUKURU」のメンバー4名も参加してくれて、総勢20名というミーティングになった。
話し合われたのは主にTWSC、焼酎コンペのことだが、もう一つ、TWSCとしてジャパニーズウイスキーの定義をどうするのか、最終決定を下すタイミングにも来ている。週明け9月2日からは、TWSCのウイスキー、スピリッツのエントリーが開始されるからだ。
それについては、TWSCのカテゴリーのところを見てほしい。新しい定義と、新しいカテゴリーの新設、そしてその理由などを、そこで述べる予定でいる。




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