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05 ,2019
大阪フェスの荷造りが急ピッチで進む中、昨日の水曜日は午後3時から、次号ガロアの対談を私とラグビー日本代表の真壁さんとで行う。9月から始まるラグビーワールドカップについては、何らかの形でガロアでも特集を組みたいと思っていたが、今回は私と真壁さんが、世界ランク10位くらいまでの国を、ウイスキーで例えるならどうなるかということについて、まあ真面目半分、遊び半分で話し合った。
トップランクの国ということは、もちろん世界ランク1位のニュージーランドを筆頭に、ウェールズ、アイルランド、南アフリカ、イングランド、スコットランド、オーストラリア、フランス、アルゼンチン、フィジー、そして日本ということになる(日本は世界ランク11位)。これは必ずしもランク順ではないが、これに1次リーグで対戦するロシアとサモアも加えた。本職である真壁さんがそれらの国をどう見ているのか、それぞれ国のラグビースタイルとはどういうものなのか。そういったことも聞きながら、ウイスキーを選んでいく。
何しろ真壁さんが選んだ12本近いボトルと、私が選んだ10本近くを1つ1つ飲みながらの対談だから、合計20杯くらい飲んだことになる。その後、5時半に撮影のために恵比寿の「エピローグ」に移り、そこでも3~4杯ほどを飲む…。このところ大阪フェスやコンペのこと、萌木、そしてガロアの原稿と根を詰める作業が続いていたせいか、どっと酔いが回ってきてしまった。
今日はそれでも午前中ガロアの原稿を書き、1時すぎにウイ文研。コンペのガイドブックは水曜に入稿したが、問題が山積みで、ギリギリの作業が月曜まで続きそうだ。しかし、そればかりをやっているわけにもいかず、3時から大阪フェス、コンペの授賞式の件で5時半までミーティング。
大阪フェスは荷物もすべて発送済みで、スタッフ全員の大阪入りのスケジュールも確認して、ほぼやることはやりつくしたが(そういえばポットスチルだけを集めた“ポットスチルポスター”に、日本の蒸留所のスチルを集めたジャパニーズ編ができ、大阪で新発売となる)、コンペは、とにかく未知なることが多すぎて、考えなければならないこと、決めなければならないことが、まだ山のように残っている。
いつも、こういうミーティング、作業をして思うのは、これは探検部の海外遠征隊を組織しているのと同じではないかということだ。フィールドの違いはあっても、未知なることにチャレンジするためには、あらゆる事態を想定して、それに対処する方法を見つけておかないといけない。必ず解決策はあると信じるしかない。そして最後に決断するのは、それはリーダーの仕事である。
まあ、それはともかく、毎年大阪フェスが終われば少しは休める…と思って仕事をしているが、今年は6日後に、さらなる試練(楽しみ?)ともいえるコンペの授賞式、ガラパーティーが待っている。せいぜい、大阪フェスを楽しむしかないのかもしれない。


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