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  11 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「中国人ツアーのアテンドで白州へ…」

 フェスが終了し、荷物の返送、その受入をウイ文研事務所で行い、帰って寝たのが12時すぎ。さすがにバテバテで、しかも足腰が痛い。普段、長時間靴を履き続けていないツケが回ってきている…。

 といっていてもしょうがないので、今朝は10時新宿発のスーパーあずさに乗り、甲府乗り換えで1時に白州蒸溜所へ。中国人の劉さん率いるツアーの蒸留所訪問をウイ文研がプロデュースしているため、特別にアテンドをする。

 白州で出迎えてくれたのは、いつものことながらサントリーのアンバサダーで、マスター・オブ・ウイスキーの佐々木さん。毎回、こちらの無理な注文にも嫌な顔ひとつしないで、期待以上のもてなしをしてくれて、本当に頭が下がる思いだ。聞けばフェス2日目は大阪に一度もどり、昨夜再び塩尻まで来ていたという。すべて我々の中国人ツアーのためで、ツアーが終われば再び大阪にもどるという。

 とりあえず佐々木さんの仕切りで蒸留所を案内してもらい、最後にお楽しみのテイスティング。白州を構成する構成原酒4種と、製品のノンエイジの白州をテイスティングし、その後は白州ハイボールで乾杯。

 中国人ツアーの一行は主に広州、広東からの参加者だが、今回新しく上海からの参加者も2名いて、総勢14名だった。全員ウイスキーフェスの入場と蒸留所見学。スペシャルテイスティングが、セットになったツアーである。

 中国語、日本語、英語が飛び交い、いつものツアーと勝手がちがうが、終始中国人パワーに圧倒される。中国はウイスキーの飲酒文化が始まったばかり。このところ中国のあちこちからウイ文研にいろいろなアプローチがあるが、できることならその想いを叶えてあげたいとも思うのだ。

 それには劉さんのように日本語が堪能で、日本のウイスキーに対する熱いリスペクトがあり、自らも勉強しようとする意欲ある人物が不可欠である。劉さんは私の本をすべて読み、9月のウイスキー検定の時は、宮城峡蒸溜所見学もかねて、3級にチャレンジ、見事合格も果たしているのだ。



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