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09 ,2018
このところガロアの入稿、検定テキストの校正、検定の問題づくり、『世界の名酒事典』、コンペのことに追われていたが、気が付けばもう9月に入り、今年も残り4ヶ月となってしまった。ミーティング三昧で、いろんなことを話し合っているが、そういえば9月10日(月)に横浜で、バーテンダー対象のセミナーも開くし、翌日の火曜には、グレンモーレンジィのビル・ラムズデン氏にもインタビューする。
これは次々号ガロアの編集長インタビューだが、久しぶりの対談なので、楽しみにしている。コンペのことで、東京フェスのミーティングをする時間がなかなかとれなかったが、こちらはこちらで着々と進行している。セミナーも2日間で15コマが決まり、それらの発表も来週中にはしたいと思っている。これだけのセミナーが揃うのも、東京フェスならではだろう。
その東京フェスではオリジナル記念ボトル5種類を出そうと思っていたが、どうも、そのうちの1種は実現が難しそうだ。詳細については、もう少しはっきりした時点で、何らかのアナウンスはしたいと思っている。ここ1~2年、いや今年になってからのウイスキーの値上がりは凄まじいものがある。ますます私たちも仕入が難しくなっているし、少しでも安くて、良いものをお届けしたいという願いも、厳しくなりつつある。
とはいえ、今年も東京フェスの前に長和があるので(9月22・23日)、そこではフェス特価でボトルを販売したいと思うし、有料試飲では取材で行ったスコットランド、アイルランドで買ったボトルも含めて、珍しいものをできる限り出したいと思っている。もちろん、ウイ文研オリジナルの100mlボトルも、手頃に買える値段だし、この中にはかなりレアな原酒も含まれている。さらに無料試飲のボトルも用意する予定だ。
また、今年はトークショーも2日間で5~6回やるし、昨年やって好評だった「青空ウイスキークイズ」も実施予定だ。そのための問題も作ったし、1~5等までの景品ボトルも用意した。
と、連日、いろんなことをミーティングしていたら、『Whisky Galore』が印刷所から届くのがもうじきとなった。そのチラシ準備、発送準備も進んでいる。来週のアタマには会員のみなさま、定期購読の人には届けることができるだろう。もうすでに編集部では12月号、来年の2月号についても仕込みが始まっている。
このところ新刊本を出していないと思っていたが、過去に書いた拙文がいくつかの単行本に再録されるケースが今年2件相次いでいる。どちらも発行は東京書籍だが、1つは鉄道に関するエッセイを集めた『読鉄全書』で、もう1つが9月3日発行の『トラねこのトリセツ』という本。この中に私の”ウイスキーキャット物語”というエッセイが8ページほど収録された。今読み返してみても、懐かしい。もちろん、グレンタレットのタウザーやアンバー、そしてハイランドーパークのバーレイやモルトのことである。
奇しくも、どちらの本も、私と藤原新也さんの揃い踏みということになったが、新也さんの”斉藤クン”というネコの話も面白い。これらの本もフェスの時にはウイ文研ブースで販売しようと思っている。


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