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  07 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「樽のドキュメント映画とマスター座談会」

 昨今のウイスキーブームは凄まじいものがあると思っていたが、ついにニューヨークの映画制作会社が、ウイスキーにまつわるドキュメント映画を作るということで、13日の金曜日に私のところにインタビューに来た。テーマはウイスキーの樽についてだ。

 公開は来年の夏以降だというが、取材はアメリカ、スコットランド、そして日本と時間も手間も惜しまないその姿勢に、さすがアメリカだと感じいった。イギリスのテレビ、映画のドキュメントを観てもそう思うが、時間と金のかけかたが、ハンパないのだ。こればかりは、映像にかける伝統というか、彼我の違いについて考えさせられる。

 結局、収録は1時間半ほどに及び、いい意味で改めて刺激を受けた。それにしても、時差ボケと暑さがひどい。土・日は久しぶりに鎌倉の自宅に帰ったが、緑豊かな鎌倉も、エアコンからは逃げられない。都心より1~2度くらい温度は低いと思われるのだが、海風の湿度はやはりハンパなく、ひたすら冷房のきいた室内で体を休めることにした。

 昨夜、鎌倉からもどり、今日は午前中、検定テキストの校正、検定問題づくりをして昼12時半にウイ文研。次号のガロアの第2特集である”ウイスキーコニサーの現状(仮題)”について、マスター・オブ・ウイスキーによる座談会を1時から行う。

 現在マスターは7名いるが、そのうちのMさんを除いた6名がウイ文研に集合し、私と代表世話人のSさんを含めた8名で、2時間ほど話をする。いつものテイスター座談会と違って、ウイスキーはそれほど飲まなかったが、それでもトマーティンの36年やハイランドパーク1976、他にもシェリーカスク山崎や、検定オリジナルのカリラなど、各々が好きに飲みながら、マスターの試験、そして合格してから、どのように意識や日常が変わったのかを話してもらった。

 マスターが一堂に会するのは今回が初めてで、非常に興味深い話も聞けたし、改めてそれぞれのウイスキーに対する熱い思いも知ることができた。座談会の様子は次号のガロアに載せたいと思うが、もう一度、我々ウイ文研がコニサーに対してできることを考えなければならないと、切実に思わされた。

 今のウイスキーブームがブームで終わらないためにも、コニサーのマスター・オブ・ウイスキーやレクチャラーの存在が、重要なキーポイントとなる。志や思いを一緒にする人達と、我々ウイ文研はこれからも前に進むしかないのだと、改めて思った次第だ。


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* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

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