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01 ,2018
月曜日の大雪は、さすがにこたえた。強まる一方の雪をウイ文研の窓の外に見ながら、2時すぎにスタッフ全員に4時までの帰宅を命令。私も4時前に仕事場にもどり、ガロアの校正、原稿執筆。検定の問題の入稿も大詰めを迎え、いよいよ制作に取りかかる。
今日は朝9時すぎに京橋の明治屋に行き、9時半からワイルドターキーのエディ・ラッセルさんにインタビュー。ガロアの編集長インタビューで、エディさんにお会いするのは、3~4年ぶり。
1時間半ほど、エディさんから父ジミーさんのことや、今のワイルドターキーの取り組み、それぞれの製品のコンセプトの違いなどを伺った。私がターキーを取材するようになって、13~14年になるが、その間に会社自体もペルノからイタリアのカンパリに、そして日本のインポーターもペルノ、サントリー、そして今年から明治屋に変わっている。
変わらないのはジミーさんだけで、今年でたしか84歳になるはずだが、(ターキーに入ったのは私の生まれ年である1954年!)、今でも蒸留所内にジミーさんの執務室があり、さすがに毎日ではないが、やはり蒸留所に顔を出しているという。
無事にインタビューを終えたところで、地下鉄で渋谷に移動し、1時からユーロスペースで映画『ウイスキーと2人の花嫁』の特別試写会。主にマスコミと、ウイ文研の会員バーなどを対象とした試写会で、上映の前に舞台上で15分だけトークを行う。
協賛してくれたバカルディジャパンさんのデュワーズ12年のハイボールを飲みながら、映画の背景になったSSポリティシャン号の座礁事故について話をする。午前中のインタビューからターキーのバーボン、ライウイスキーを5杯飲んでいたので、飲み続けということになったが、やはりデュワーズのハイボールは美味しい!
その後、映画がスタートしたが、私は配給元のシンカさんの事務所に移動し、映画がらみのインタビューを受けることに。こんどは私がインタビューされる側で、週刊文春と、全国農業新聞の取材。
結局、2社で1時間半ほどのインタビューを受け、ウイ文研にもどったのは4時前。映画のことも気になってはいたが、とりあえず、目の前の『ウイスキーガロア』の編集作業に集中する。デザイナーのKさんからレイアウト案が次々と上がってきていたからだ。



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