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12 ,2017
宮古からもどって休む間もなく月曜から仕事復帰。たまった事務仕事を片付け、再びミーティングの毎日。『ウイスキーガロア』第6号は昨日夕方、印刷所から届いたが、その発送作業もあり、ウイ文研は足の踏み場もないほど。
そんな中、もう次号のガロアのミーティング。巻頭特集のブレンデッド、そして連載最後となるアイリッシュ、コニャックの画像さがしも始まっている。さらにウイスキー検定の問題作りも3級・2級がほぼ完了し、今週から1級、ジャパニーズ級のほうに取りかかっている。
それにしても、刷り上がったばかりの『ウイスキーガロア』を手にとって眺めるのは、いつもワクワクする瞬間だ。しばらくは、ぱらぱらめくって眺める日が続くだろう。これは、まさに編集者冥利につきるというもの。どんなに途中苦しくても、刷り上がった雑誌を手に取れば、やっていて良かったと思えるのだ。
ガロアは今年2月に創刊して、無事6号まで作り終えることができた。原点に返って、“すべて現場主義”を編集方針としたが、今年1年、いろいろな蒸留所に行ったものだと我ながら思う。日本のクラフト蒸留所を皮切りに、スコットランド、アイルランド、そして再びジャパニーズ、そして最後はインディアンである。
1月から数えてみたら、その数約60ヵ所。これには焼酎、泡盛の蒸留所も含まれているが、平均して週に1ヵ所以上の蒸留所を訪れたことになる・・・。63歳という年齢を考えたら(もうじき64になる)、正直キツイものがあるが、それでも現場に出ることの面白さ、楽しさに比べればたいしたことはない。
“生涯現場主義”、一年の終わりに近づいて、より強くそのことを思う日々である。トーマス・デュワーの言葉ではないが、やはり”There is no fun like work”である。仕事ほど面白いものはないと言えるのは、幸せなことなのだと思う。
来年も、とにかく現場(蒸留所)にこだわりたいと思っている。まだまだ見ていない蒸留所が、山のようにあるのだから・・・。
今年一年、ありがとうございました。









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