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  11 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「映画ガロアの記念ボトルとマーラーの「巨人」・・・」

 映画の試写会のハガキや東京フェスの招待券の発送、さらにガロアの取材、水戸のセミナー、インディアンウイスキーのイベント、そしてインド行きの準備に日々追われている。

 今日も午前中は恵比寿の仕事場で原稿の執筆、校正作業をして、昼すぎにウイ文研。日曜に迫ったウイスキー検定の静岡蒸溜所ツアーや、フェスのミーティングの合間をぬって、映画『ウイスキーガロア』のオリジナルボトルの製作作業。さらにフェスの有料ボトルも選んでしまう。

 ガロアの記念ボトルは、SSポリティシャン号に積まれていた通称”ポーリーボトル”の中で、現在も存在するブランドで、比較的手に入れやすい物を中心に、私がオリジナルレシピでブレンドしたものだ。

 1941年2月、アウターヘブリディーズ諸島のエリスケイ島沖で座礁したポリティシャン号には5万ケース、約26万本のスコッチウイスキーが積まれていた。もちろん、すべてブレンデッドで、代表的なものを挙げるとジョニーウォーカー赤、黒、ホワイトホース、デュワーズ、マーティンズ、ヘイグ・ピンチ、バランタイン、キングスランサム、それにキング・ウィリアム4世、キング・ジョージ4世、そしてピータードーソン、スペイロイヤルなどだ。

 その中から手に入るボトルや、たまたま私がストックとして持っていたオールドボトルなど10数種類をブレンドして、100mlボトルで350本ほどつくった。もちろん、オリジナルラベルを貼って、フェス当日に映画の前売券とセットで3000円で売りたいと思っている。

 次号の『ウイスキーガロア』でも、このポリティシャン号の座礁事件については6ページほどで書くつもりだが、まさか、私たちの雑誌、『ウイスキーガロア』のもとになった映画が、日本で公開される日がくるとは思ってもいなかった。

 その作業が一段落したところで、今日は久しぶりに7時にサントリーホールへ行き、アンドリス・ネルソンス指揮、ボストン交響楽団の来日講演を聴いた。曲名はハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」と、マーラーの交響曲第1番「巨人」である。なかでもマーラーの「巨人」が最高! さすが世界一とも謳われる音響のサントリーホールだけあって、フルオーケストラのサウンドが迫力満点で、まるでSF映画のスペースオペラを聴いているようだった。さすが、マーラーである。

 体は疲れきっていたが、不思議と聴き終わったあとは元気が出るような気がした。これって、マーラー効果・・・。


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