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07 ,2017
今日は朝一9時半に、ドロヘイダの町はずれにある、ボアン蒸留所に行く。ここは昨年できたばかりの真新しい蒸留所で、まだウイスキーの蒸留は開始していない。現在はビールとジンと、そしてサイダー、リキュールなどを造っている。
それにしてもスチルは見事で、すべてイタリアのグリーンエンジニアリング社が作ったものだという。ボアンはアイルランドの伝説の女神の名前だ。クーリーの原酒を買ってきて、シェリー樽で熟成させたウィスラーという独自のブランドを販売したばかり。
その後、モナスターボイスに寄り、ラウンドタワーや見事なケルト十字を撮影したあと、3時半にスレーン城へ。ここでは現在ブラウンフォーマンが蒸留所を建設中。その工事現場を特別に見せてもらう。
すでに3基のスチルとコラムスチルは設置済みで、9月くらいにはオープンしたいという。決して大きくはないが、これもできたら見事な蒸留所となるだろう。何しろ城の中の蒸留所であり、ここは野外ロックのメッカとしても知られる場所だからだ。今年も6月にガンズ・アンド・ローゼズのコンサートが開かれ、8万人の観客が集まったという。




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