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  05 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「東京バーショーはジンの花盛り・・・」

 昨日、今日と東京バーショーが東京ドームシティで行われ、ウイ文研も今年は昨年の倍以上のスペースで出展。私も両日とも午後からブースに出向いて、売り子を務める。

 相変わらずの時差ボケで変な時間におきているため午後はツライが、それにしても多くの人が来てくれ、大変充実したイベントとなった。すべてのブースを回ることはできなかったが、新アイテムについては、いくつか試飲することができた。

 なかでも、興味深かったのが白州のコフィースチルで蒸留した4年物のグレーン原酒。チーフブレンダーの福與さんの話によると原料にライ麦を30%ほど使用したということだったが、実に美味しいライウイスキーに仕上がっていた。

 もちろんアメリカンのライウイスキーはライ麦を51%以上使用しないといけないので、アメリカンタイプのライウイスキーではないが、サントリーが造ると、こうも旨くなるのかと改めて驚かされた。アメリカンのライとカナディアンのライウイスキーのいいとこ取りをしたような感じで、ぜひこのままボトリングしてほしいと思うのだが、残念ながらそれだけの量はないという。

 もうひとつはニッカのカフェウオッカ、カフェジンである。これもチーフブレンダーの佐久間さんから直接、説明を聞きながら試飲させてもらった。どれも宮城峡のカフェスチルで蒸留したもので、ウオッカは非常にクリーンでソフト。そのままでもゴクゴク飲めてしまうが、これでカクテルを作っても面白そうだ。

 ジンはカフェスチルでスピリッツを蒸留したあと、もともとギルビー社が使っていた銅製のジン用ポットスチルでボタニカルを加えて再蒸留したもの。ベースとなるボタニカルの他に和柑橘のリンゴやゆず、他に山椒を別々にジン用スチルで蒸留し、それをブレンドしたものだという。

 こちらはジュニパーの香りに山椒の香りがコラボして、スパイシーでフレッシュ。カクテル用としても面白いが、小さなショットグラスでニートで飲んでも実に美味と感じた。

 それにしても今年のバーショーはウイスキーもだが、ジンの新製品が目白押しで、まるにクラフトジン元年ともいうべき状態だった。NBAの岸さんも「今年はジンをいろいろやりたい」と話していたので、当分ジンブームは続くだろう。改めてそう感じた次第だ。


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