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11 ,2016
このところ東京フェスのミーティング(来年の向けた反省会?)や検定のミーティング、清里フェスのミーティングが、相次いでいる。それと並行して作業が進んでいるのが、『ウイスキー通信』や『コニサー倶楽部』の入稿・編集作業だ。
通信は全体で44ページ、コニサー倶楽部は16ページほどだが、2冊を合わせると60ページになり、文字量的には『ウイスキーワールド』より、はるかに多くなる。検定合格者向けの『Whisky Life』と合わせて、今までは毎月、1~2冊の雑誌を作ってきた。
それが来年からは、とりあえず通信とワールドがなくなり、『ウイスキーガロア』1冊に集約される。ある意味、時間が多く取れるわけで、その分、日本だけでなく、世界に取材に出かけようと思っている。
その『ウイスキーワールド』の最終号が印刷所から届いたばかり。本屋の店頭には今日か明日中には並ぶだろう。改めて刷り上がったばかりのワールドを手に取ると、感慨深いものがある。丸12年という月日は、決して短い月日ではなかった。創刊した時51歳だった私も、もうじき63歳となる。その間、年平均3~4回の海外取材をこなしてきたから、トータルで40~50回海外に行ったことになる。国内蒸留所に関しては何巡したことだろうか…。
最終号の表紙は、屋久島で撮影した津貫オープニング記念の「マルス信州3年物」のシングルモルトで、津貫で熟成させたものだ。深い緑は標高1000メートルの屋久島ランドの太古の森である。思わず深呼吸したくなるような表紙だ。
ぜひ手にとって見てほしいと願っている。最後の『ウイスキー通信』が終われば、いよいよ来年からは『ウイスキーガロア』が待っている。

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