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  10 ,2013

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「テレビの収録とフェスミーティング」
 今日は別のテレビの収録があり、午前中はそれの準備と、ウイスキーニュース、『Whisky World』の画像選び。偶然だが、そのテレビもBSジャパンの特番で、こちらは日本のウイスキー生誕90年のドキュメンタリー番組。進行役は、あの“倍返し”の片岡愛之助さんで、私は評論家としてジャパニーズウイスキーについて、簡単なコメントをすることになった。

 収録場所はスコ文研の私のデスクで、そのため普段はグチャグチャになっている資料棚や、机回りを昨日から少し片付けはじめていた。といっても、その後の作業に支障をきたすので、片付けは最小限。2時にスタッフ3名と電通のKさんが来社し、収録がスタート。

 昔は大きなテレビカメラが必要だったが、今はデジタル一眼レフで撮影が可能になっているという。もちろん音声、照明、モニター等は昔ながらだ。結局収録は1時間弱ほどで無事終了。こちらのほうの放送は、11月16日の土曜日だという。東京フェスの前日である。

 テレビ収録後、事務処理をして、4時からフェスの全体ミーティング。新しいスタッフやバイト君も加わり、9名でのミーティングだ。いくつかの問題も発生しており、その対応もせまられている。2,000~3,000人規模のイベント、それもセミナーも7~8つ同時進行するわけだから、いろいろと問題が起きてくるのも当然である。とにかく、1つ1つ解決していくしか方法がない。

 ミーティングをしていて、ふと探検部の遠征のミーティングに近いかもしれないと思った。私がやっていたチベット遠征では準備期間が約9ヵ月。その間、ありとあらゆる情報を収集し、1からシミュレーションし、事前に予測できるあらゆる事態を想定し、その対処法を探った。それでも、実際現地に行くと、予期せぬことの連続だが、どれだけ冷静に、そして的確に判断できるかどうかは、事前にどれだけ準備したかにかかっているのだ。

 探検は準備が3分の1、現場が3分の1、そして戻ってから、その報告書をまとめる作業が、残りの3分の1というが、このての大きなイベントをやるのにも、それが言える。要はどれだけ準備できたかということと、あとは現場での問題処理能力、臨機応変さが要求されるのだ。

 結局ミーティングは2時間ほどに及び、やるべきことも多く見つかった。当日のアルバイトも入れて、総勢50名近いスタッフを動かさなければならない。さらに、来年3月30日(日)には、これも初となるボトラーズボトルに特化した「ボトラーズ・フェスティバル(仮称)」もやる予定だ。詳細はおって発表するつもりだが、そのための会場もおさえている。その日は、一切のオフィシャルはオフリットにして、ボトラーズボトルばかりを集めてみたいと思っている。年間に日本に入ってくる1,000種類以上の新商品ウイスキーのうち、9割以上が、いわゆるインデペンデントボトラーズの“ボトラーズもの”だからだ。

 ということで、ミーティングとテレビ収録でヘトヘトになりながら、8時すぎに帰宅となった。そういえば、フェスで売るトートバッグの新商品、タリスカーも届いたばかり。これでオリジナル版画の7種類のトートバッグが揃ったことになる。

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