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  08 ,2013

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「花と動物シリーズ23種が勢揃い…」
 さすがに飲んだ翌日の原稿・校正はツライ。年々、そのツラさが増している。再び『世界の名酒事典』の校正作業をやり、その後『ブレンデッド大全』のアイテムの見直し作業。いくつかの変更を余儀なくされている。

 12時半すぎに恵比寿の仕事場を出て、1時すぎに自由が丘の「スペイサイドウェイ」へ。1時半からワールドで特集する“花と動物シリーズ”のテイスター座談会。前号でクラシックモルトの特集をやった時から、花・動もやってみたいと思っていたのだ。やはり、これも最初の『モルトウィスキー大全』の時に、お世話になったボトルばかりだ。当時、この花・動がなかったら、あの大全は出なかったかもしれない。

 UD社が“花と動物シリーズ”を最初にリリースしたのは1992年のこと。クラシックモルトの6種と、カードゥ、ロイヤル・ロッホナガーを除く22の蒸留所が当初リリースされた。その後、親会社のギネスグループと、グランドメトロポリタングループが合併し、1997年にディアジオ社が誕生。同時にジョン・デュワー参加の4蒸留所が花・動シリーズから抜けた。バカルディ社に売却されたからだ。ということで、一時期18となっていたが、2001年に、オスロスク、ストラスミル、グレンエルギン、グレンスペイの4つが追加となり、トータルで26銘柄となった。もちろん、現在流通しているのは、そのうちの10蒸留所程度しかない。花・動21年の歴史の中で、この26種類が揃うことは、もはや不可能に近いかもしれない。

今回、我々が集められたのも、そのうちの23種類でしかないが(アバフェルディはカスクストレングスのほう)、それでもこれだけが一堂に会することは滅多にないと思っている。それをカウンターの上に並べて写真を撮ったが、まさに壮観である。その後、レギュラーテイスター陣4人と、ゲストに「スペイサイドウェイ」のオーナー、Iさんを加えた5人で座談会をスタート。外は突然の雷と激しい雨になったが、会は順調に進み、3時半に終了。UDのクラシックモルト、花と動物ときたので、ついでにレアモルト特集も…という話になったが、はたしてどうなるのか。

 再び東横線と地下鉄を乗りつぎ広尾のスコ文研事務所へ。東京フェスの入場券のデザインや、フェスオリジナルボトルのサンプルテイスティングをして、7時すぎに恵比寿の仕事場へ。雨が降ったせいか、いつにも増して蒸し暑く、まるで天然のサウナ状態だ。

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