30
11 ,2012
ついに11月も今日で最後。毎年11月はウイスキーフェスティバルの準備などで、せわしなく、あっという間に過ぎてしまう。今年はそれにウイスキースクール等が加わり、気がついたら1ヵ月が経っていたという感じだ。
フェスの荷物梱包で昨日は一日中事務所でその作業に追われたが、梱包も一段落したので、今朝は9時前から『ウイスキー通信』の原稿。新・蒸留所探訪記のブルイックラディについて5枚少々。ワールドの最新号でブルイックラディとボタニストジン、ジム・マッキューワンさんのことは書いたので、通信ではもっぱら蒸留所の歴史、造りのスペックなどについて書くことにした。
それにしても思い出すのは1990年代終わりのブルイックラディのことだ。初めて訪れたのは1994年、その年は内部をきっちり見て回ることができたが、95年以降は入口のドアに大きな錠前が取りつけられ、一歩も中に入ることができなかった。それが2000年暮れの買収で、翌01年5月29日に見事に蘇ったのだ。当時の買収金額が650万ポンド(約9億円)だったのに対し、今回のレミーの買収金額が5800万ポンド(約78億円)! 10年で10倍近くになっている。
マーレイ・マクダビッド社のマーク・レイエニー氏のブルイックラディ買収劇は『ウイスキードリーム』(白水社)という本にもなっているが、売却にいたった本当の理由は何なのだろうか。できれば、その辺の経緯についても本にしてほしいと思うのだが…。
原稿を書いたところで午後スコ文研。荷物の発送はすでに終わっていて、事務所はスッキリしている。『ウイスキー通信』の編集作業を再開しつつ、フェスの最後の確認。常駐スタッフたった3名で、すべての仕切りをやらなければいけないのだから、やはり大変である。しかも、皆今回が初めてというスタッフばかりだ。今年は大阪も長和もやったから、通算で今回が10回目となる。何度やっても、フェス開催一週間前というのは、独特の緊張感がある。
フェスが終われば、今年ももう1ヵ月である。
* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter
フェスの荷物梱包で昨日は一日中事務所でその作業に追われたが、梱包も一段落したので、今朝は9時前から『ウイスキー通信』の原稿。新・蒸留所探訪記のブルイックラディについて5枚少々。ワールドの最新号でブルイックラディとボタニストジン、ジム・マッキューワンさんのことは書いたので、通信ではもっぱら蒸留所の歴史、造りのスペックなどについて書くことにした。
それにしても思い出すのは1990年代終わりのブルイックラディのことだ。初めて訪れたのは1994年、その年は内部をきっちり見て回ることができたが、95年以降は入口のドアに大きな錠前が取りつけられ、一歩も中に入ることができなかった。それが2000年暮れの買収で、翌01年5月29日に見事に蘇ったのだ。当時の買収金額が650万ポンド(約9億円)だったのに対し、今回のレミーの買収金額が5800万ポンド(約78億円)! 10年で10倍近くになっている。
マーレイ・マクダビッド社のマーク・レイエニー氏のブルイックラディ買収劇は『ウイスキードリーム』(白水社)という本にもなっているが、売却にいたった本当の理由は何なのだろうか。できれば、その辺の経緯についても本にしてほしいと思うのだが…。
原稿を書いたところで午後スコ文研。荷物の発送はすでに終わっていて、事務所はスッキリしている。『ウイスキー通信』の編集作業を再開しつつ、フェスの最後の確認。常駐スタッフたった3名で、すべての仕切りをやらなければいけないのだから、やはり大変である。しかも、皆今回が初めてというスタッフばかりだ。今年は大阪も長和もやったから、通算で今回が10回目となる。何度やっても、フェス開催一週間前というのは、独特の緊張感がある。
フェスが終われば、今年ももう1ヵ月である。
* ウイスキー文化研究所公式HP
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