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10 ,2012
早いもので、今日で10月も終わりである。つい先日まで残暑だと言っていたのに、あっという間に朝晩は冷えこむようになってきた。あまりの急激な変化に体がついていけない。風邪気味で体調はイマイチだが、朝からワールドの蒸留所の原稿の校正、9月に行なったハイランドパーク・インタビューの校正。1ヵ月半前のことなのに、すっかりインタビューの内容を忘れてしまっている…。
校正が一段落したところで、大阪行きの準備。3時すぎの新幹線で大阪へ。梅田の東横インにチェックインし、時間が余ったので再び校正。6時半からブックカフェ「ワイルドバンチ」で武部さんと対談。『Whisky World』の次号巻頭特集“シネマでウイスキー”のための収録で、映画とウイスキーについて大いに語り合う。
「ワイルドバンチ」は、古本屋とカフェ、バーを兼ねた店で、映画好きが集まる店として有名なのだとか。壁には黒沢明や市川昆、深作欽二など錚々たる映画監督のサイン色紙が飾られている。ワイルドバンチはもちろん、サム・ペキンパー監督の有名映画のタイトルだ。
武部さんと私は同い年ということもあり、共通する話題が多かった。考えてみれば、我々世代にとって映画は青春そのものだった。佐渡には映画館と呼べるものが1軒しかなかったため、見たい映画があるときは、わざわざフェリーに乗って新潟まで見に行っていたくらいだ。
大学に入ってからは、映画は見放題。探検部に所属していたため、週末は山に登っていることが多かったが、平日は大学の授業そっちのけで名画座に通いつめた。私が足繁く通っていたのが池袋の文芸坐と文芸坐地下。合宿がない週末はよく、オールナイトにも行っていた。
それにしても、劇場で映画を見なくなって、もうどれくらいになるのだろう…。最後に見たのは2年前の小樽だったかもしれない。そんな話をカウンターでウイスキーを飲みながら、武部さんと延々3時間くらい喋っていた。忘れていた感覚だったが、昔は人と酒を飲むと、そこに共通の話題として映画があった。それだけで一晩中語り合えたものである。時代が変わったと言うべきか、年をとったと言うべきか…。おそらく、その両方なのだろう。
結局、その後、ゆめディアのW社長がやっている「大人組本店」のバーに行き、さらに近所の「クーロン」というバーにハシゴ。しこたまウイスキーを飲み、映画や、武部さんのテーマであるケルトについて語り合った。気がつけば12時すぎで、そのままタクシーでホテルにもどり、1時すぎに就寝。

* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter
校正が一段落したところで、大阪行きの準備。3時すぎの新幹線で大阪へ。梅田の東横インにチェックインし、時間が余ったので再び校正。6時半からブックカフェ「ワイルドバンチ」で武部さんと対談。『Whisky World』の次号巻頭特集“シネマでウイスキー”のための収録で、映画とウイスキーについて大いに語り合う。
「ワイルドバンチ」は、古本屋とカフェ、バーを兼ねた店で、映画好きが集まる店として有名なのだとか。壁には黒沢明や市川昆、深作欽二など錚々たる映画監督のサイン色紙が飾られている。ワイルドバンチはもちろん、サム・ペキンパー監督の有名映画のタイトルだ。
武部さんと私は同い年ということもあり、共通する話題が多かった。考えてみれば、我々世代にとって映画は青春そのものだった。佐渡には映画館と呼べるものが1軒しかなかったため、見たい映画があるときは、わざわざフェリーに乗って新潟まで見に行っていたくらいだ。
大学に入ってからは、映画は見放題。探検部に所属していたため、週末は山に登っていることが多かったが、平日は大学の授業そっちのけで名画座に通いつめた。私が足繁く通っていたのが池袋の文芸坐と文芸坐地下。合宿がない週末はよく、オールナイトにも行っていた。
それにしても、劇場で映画を見なくなって、もうどれくらいになるのだろう…。最後に見たのは2年前の小樽だったかもしれない。そんな話をカウンターでウイスキーを飲みながら、武部さんと延々3時間くらい喋っていた。忘れていた感覚だったが、昔は人と酒を飲むと、そこに共通の話題として映画があった。それだけで一晩中語り合えたものである。時代が変わったと言うべきか、年をとったと言うべきか…。おそらく、その両方なのだろう。
結局、その後、ゆめディアのW社長がやっている「大人組本店」のバーに行き、さらに近所の「クーロン」というバーにハシゴ。しこたまウイスキーを飲み、映画や、武部さんのテーマであるケルトについて語り合った。気がつけば12時すぎで、そのままタクシーでホテルにもどり、1時すぎに就寝。

* ウイスキー文化研究所公式HP
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