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  03 ,2012

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「チーズのマリアージュと佐渡の米…」
 午前中原稿を書き、午後スコ文研。いつも通りの日常にもどったが、アタマも体も追いつかない。とにかく疲れがたまり、なかなか仕事に集中できないのだ。

 スコ文研のホームページが新しくなったことにともなって、私のPCも新しい物に入れ替えてもらった。といってもPCを使うのは、調べものをする時と、アマゾンから本、CDを買う時くらい…。まったくのITオンチで、完全に旧人類である。

 「Whisky World」のマリアージュで、届いていたチーズを試食。「フロマージュ・ド・ミラサカ」というチーズで、牛の生乳を使った白カビタイプのチーズ。香りづけに柏の葉で全体を包んでいる。

 一瞬、山羊チーズのような酸味と塩味があり、実にフレッシュ。合わせるとすれば、やはりバーボン樽系の甘く、オイリーなものという気がする。シェリー樽系は硫黄が強すぎて合わず、アイラ系のピーティなものも、チーズの味を殺してしまう。ピッタリくるのは、クライヌリッシュ、オールドプルトニー、グレンモーレンジといった、北ハイランド系だろうか…。

 6時半すぎに仕事を切り上げ、帰宅。『食楽』の最新号に佐渡の記事が出ていたので、それに目を通す。佐渡が国連の『世界農業遺産』に昨年登録されたと、今回帰郷した折に高校時代の友人から聞いていたが、その意味が初めて分かった。

 『世界農業遺産(GIAHS、ジアス)』は国連食料農業機関(FAO)が2002年にスタートさせた認定で、もちろん日本では佐渡が初めて(同時に能登も認定されている)である。

 佐渡には6000ヘクタールの水田があり、毎年3万トンの米を収穫している。人口6万の島に対して、3万トンというと45万人分に相当する。新潟魚沼産のコシヒカリと並ぶブランド米が、佐渡のコシヒカリで、トキと共存する自然農法から作られる米は、特別に「トキと暮らす郷米」と呼ばれているという。トキの放鳥は毎年続いていて、そのトキが野性で餌が取れるように、極力農薬とかを抑えているのだ。

 そんなことは、まったく知らなかったが、親戚の農家からもらった米は本当に美味しかった。父が亡くなって実家は無人となったが、まだまだ佐渡について知らなければならないことは、山ほどあると感じた。



* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

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