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  08 ,2016

プロフィール

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky World』(2005年3月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「通信とコニサー倶楽部を発送・・・」

 オリンピックが終わって、ようやく普通の生活にもどれると思ったら、夏カゼをひいてしまった。夏バテに熱中症に、トリプルパンチだ。といって休むわけにもいかず、『Whisky World』の原稿と画像選び。そして9月中旬に発行予定の『Whisky life』の原稿執筆、校正と続く。

 そういえば前回、眼の手術で休んだ『アナログ』の連載原稿もあり、そのテーマを決め3枚半ほど書いてしまう。今回のテーマはキルホーマンの100%のアイラだ。何が100%なのか、そのポイントをまとめてみた。この『アナログ』の連載は10年以上になる。1つの雑誌をこれだけ長く書いているのは、私としても初めてのことだ。もちろんワールドや通信を除いてということだが・・・。

 その『ウイスキー通信』の最新号が刷り上がり、その発送作業を昨日終えてしまう。今回は『コニサー倶楽部』も同時発行で、コニサーの方々には通信と一緒に送った。リニューアル第2号となった今回は、前回より4ページ増え、全20ページとなった。ほぼ通信の半分である。

 巻頭特集は、前回は厚岸蒸溜所の樋田社長のインタビューだったが、今回は私がアイリッシュの新しい蒸留所について語りおろした。なんといっても全38蒸留所のマップが目玉だろう。IWA(アイリッシュウイスキー協会)のマップより正確で(と思う)、最新の蒸留所も載っている。

 第2特集は前回はマスター・オブ・ウイスキーの論文についてだったが、今回はウイ文研の特別技術顧問、早川さんも交えて、ジャパニーズウイスキーの定義について5人で話し合った。

 スコッチやアイリッシュ、EUやアメリカン、カナダの定義を参考にしながら、ジャパニーズウイスキーはどうあるべきなのか、日本のウイスキーがグローバルスタンダードとして認められるには何が必要なのかを話し合い、それを8ページの座談会にまとめた。

 リオ・オリンピックで日本は盛り上がったが、4年後は東京である。多くの外国人が日本にやってきて、日本のウイスキーも飲まれるだろう。業界にとっても一大チャンスである。その時に、日本のウイスキーはこうですという定義が必要になってくる。日本酒もしかり、ワインもしかりで、メイド・イン・ジャパンとはどこまでを言うのか、東京オリンピックまでに、我々は決める義務があるのではと思っている。

 そのための一石になればと思って、今回の座談会を企画した。もちろん我々だけで決めることではない。8月31日のプレス発表以降は全力をあげて業界各社、有識者、ジャーナリストと連携を深め、誰もが納得するジャパニーズウイスキーの定義を作りたいと思っている。

 それは「世界5大ウイスキー」の1つとして数えられる日本ウイスキーの責務だと思っているし、世界に誇れるものでなくてはならないと思っているのだ。


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「PBOのカクテル&バーフェスタ2016」

 PBOのカクテル&バーフェスタの審査員とセミナー講師を頼まれていたので、11時すぎに銀座のコートヤード・マリオットホテルへ。フェスタは12時半スタートだったが、ウイ文研はブースも出展するため、その準備を見届け、大会実行委員の方々と打ち合わせ。カクテルコンペの審査員3名と顔合わせをし、審査の手順(今回は味覚だけでなく、技術審査もまかされている)や、出場選手10名のプロフィール、カクテルレシピ、点数の配分について教えてもらう。

 今回のカクテルのテーマが『ウイスキーと夏』ということで、コンペの総評もお願いされるが、そもそもカクテルコンペの審査員をやるのも久しぶりだ。

 それが1時半にスタートし、3時半からはセミナー会場でカバランウイスキーのセミナーも行う。時間が30分ということで、テイスティングアイテムはポーディアムとバーボンカスク、シェリーカスクの3種類。どれもソリストと違って46%でのボトリングだ。

 その時に参加者に配られたカバランの商品ラインナップを見て、こんなにも出ているのかとビックリ。特にソリストのスペシャルリミテッド、アモンティリャード、マンサニージャ、モスカテル、ペドロヒメネスの4種類が登場していて、感慨深いものがあった。

 これは昨年11月にカバランを訪問した際に、私が鏡板のところにサインした樽で、ようやくボトリングされ、そして日本でも数は限られているが、入ってきたものなのだ。1本68,000円と少々高いが、美味しさは郡を抜いている。樽も非常に貴重なものだ。

 ということで、セミナー終了後はブースにもどり、6時のクローズまで会場にいて、その後メイン会場で記念撮影。6月の大阪フェス、ウイスキートーク福岡のフェスに参加できなかったので、私としても久しぶりのフェス参加となった。

 いよいよ今週末は長和のウイスキー&ビアキャンプ、そして来月は琵琶湖のウイスキークルーズが待っている。


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「プレス発表の資料とウィーミス家」

 お盆明けの今週は『Whisky World』の原稿とその校正、そして8月31日(水)に行われるウイスキー検定のプレス発表の資料準備に追われてしまった。連日のオリンピック・テレビ観戦も重なり、非常に眠い。さすがに夏バテ気味で、仕事の効率もイマイチだ。考えてみればこの3ヶ月近く、一度も休んでいない…。

 ワールドの原稿は前号のアイラ特集第2弾で、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、そしてキルホーマンを書いてしまう。プレス発表の資料は、ウイスキー検定のほうの資料はそれほど難しいことではないが、実は当日サプライズ発表も用意していて、その資料作り、そもそもどこまで発表するのかが、実に悩ましい。

 そのことで木曜日にウイ文研代表世話人Yさん、そして今日は同じくNさん、Sさん、そして特別技術顧問のHさんの4人でミーティングを行う。これはジャパニーズウイスキーの定義に関することで、定義自体はそれほど難しいことではないが(そう思う・・・)、これをどうやって実現させていくのか、そのためにはどんな組織が必要なのかということが、まだ自分の中でもしっくりこない。

 この1ヶ月近く考え続けているが、これだと思えるものが、まだ私の中でも固まっていないような気もする。これに関しては、いろんな人の知恵や助けが、やはり必要になってくるだろう。そんなことを、この一週間、代表世話人を交えながら、何度も話し合った。

 もちろん決めなければならないことは、これ以外にも山ほどあり、そのことにも忙殺される。来年新刊を目指している新雑誌についても昨日夕方から、出版社の担当を交えてミーティングした。さらに長和のフェスについても担当のF君と最終ミーティング。長和については、あとは当日行くだけだ。

 琵琶湖クルーズについても、最終チラシの入稿を行い、東京フェスもセミナー7つが入ったチラシの入稿が、どうにか間に合った。嬉しいことに当初用意していた6つのセミナー(他に前日セミナーもある)の他に、急遽キングスバーンズ蒸留所と、そのオーナーであるウィーミス社のセミナーが決まった。

 ウィーミスは「ウィーミスモルト」というシリーズで知られるスコットランドのボトラーで、モルトの選定はかつて評論家のチャールズ・マクリーン氏が務めていた。もちろん、あの『天使の分け前』のマクリーン氏である。

 今回セミナーのために来日するのは、そのマクリーン氏ではなく、ウィーミス家の当主であるウィリアム・ウィーミス氏。700年近く続くスコットランドの貴族で、エジンバラの対岸のファイフ地方にウィーミス城という城を持っている。かの有名なスコットランドのメアリー女王が2番目の夫であるダーンリー卿と出会ったのが、この城だとされる。どんなセミナーになるのか、今から非常に楽しみだ。

 とにかく、やることが尽きることはない・・・。

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「ジンについての調べをスタート…」

 8月11日(木)の山の日からウイ文研はお盆の休みに入っているが、今年も郷里の佐渡には帰ることができなかった。もう3年近く帰っていない・・・。そもそも山の日なんて休日があることも知らなかったのだが。

 この時期、毎年恒例の『世界の名酒事典』の校正作業があり、それを休み中にこなすことにした。さらに8月下旬から9月にかけ長和フェスや琵琶湖クルーズがあるため、『Whisky World』の原稿をお盆休みを利用して書くことに。土曜はそのワールドの画像選びのため、ウイ文研に行き、ひとり作業をする。

 日曜は午前中まで原稿を書き、夕方ひさしぶりに鎌倉にもどった。さすがに連休中ということもあり電車は空いていたが、鎌倉は逆に観光客や海水浴客でごった返している。それにしても鎌倉は日本屈指の観光地だ。その人の多さに圧倒される。

 このところオリンピック中継を観るため、中途半端な時間に寝て、中途半端な時間に起きているせいか、睡眠不足が続いていて眠い。夕食後、昼寝ならぬ夜寝をしてしまった。

 今日は休みの最終日だったが、昼すぎに恵比寿の仕事場にもどり、『世界の名酒事典』の校正の続き、そしてその巻頭インタビューであるクラフトジンについて、少し下調べをする。

 今ジンがすごいことになっていて、イギリスでは”ジンルネッサンス”などと言っているが、その実態がなかなか見えてこなかった。

 しかし、最近出たジンの本を見ると、ここ数年でイギリス全土のジン蒸留所は50近くになっているという。ブランドでいえばトータル150くらい。それも本の出版年月を考えれば、データは2年くらい前のもので、おそらく現在はジンを造る蒸留所が60~70ヵ所、銘柄でいったら軽く200を超えているに違いない・・・。

 まさにスゴイ世界で、ジンルネッサンスという表現は大げさでも何でもないのかもしれない。それもあって今年の名酒事典の巻頭インタビューのテーマの1つにジンを入れたのだ。

 さらに10月1日(土)に行うコニサーのブラッシュアップセミナーのテーマの1つにも、このクラフトジンを取り上げることにした。

 クラフトジンの蒸留所はウイスキー蒸留所と兼業のところもあるし(スコットランド、アイルランドはほぼこのケース)、イングランドのように、ジンだけに特化した蒸留所もある。もともとスコッチはスコットランド、ジンはイングランドの国民酒といった側面があり、「ロンドンジン」というのは、ジンの1つのカテゴリーにもなっているくらいだ。

 たしかにジンはウイスキーと違って簡単に造ることができるが、それにしても50~60蒸留所というのはスゴイ。もちろんこれにはスコットランドのウイスキー蒸留所も含まれているが、単独のジン蒸留所も、かなりの数になっているのだろう。

 コニャックもそうだが、今年から来年にかけ、『ウイスキー通信』や『Whisky World』、その他の雑誌でジンの特集もしたいと思っている。ジンという酒の歴史や文化、そしてこれからのジンがどこに向かおうとしているのか、きっちりレポートする予定だ。


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「スカイプを使ってGMの2人にインタビュー」

 オリンピック中継の柔道や体操を見ていたせいで、完全に寝不足である。変な時に眼がさめ、変な時に睡魔に襲われる…。

 仕方なく午前中の原稿執筆は諦め、昼頃にウイ文研。とりあえず『ウイスキー通信』、『コニサー倶楽部』の校正をして、3時半に築地のジャパンインポートシステムの事務所へ。日比谷線に乗るために広尾の駅まで歩いているとき、築地の駅を降りてジャパンまで歩いているときに、あまりの暑さにクラクラする。

 ジャパンに来た目的は、4時からスカイプを使ってGMのリチャード・アーカートさん、イアン・マッキントッシュさんにインタビューするため。もちろんスカイプを使ったインタビューなんて、私自身初めてだが、東京フェスでやるGMとベンローマックのセミナー、その前日の「GMファン感謝デー」についても、少し打ち合わせをしておきたかったので、9月終わりに出る『Whisky World』、10月の『ウイスキー通信』で、そのインタビュー記事を掲載することにしたのだ。

 リチャードさんはアーカート家の4代目。現在はベンローマックの担当重役ということもあり、主にベンローマックについてお聞きし、東京フェスのために用意してくれた、ベンローマック2008年蒸留のサンプル3種を、スカイプを使って2人で同時にテイスティングする。

 東京とエルギン、時差にして8時間。エルギンのGM本社に7時頃に出社してもらい、現地時間朝8時、東京時間の午後4時からインタビュー兼テイスティングを開始。東京は気温38度近くだったが、エルギンは15~16度だという(なんとも羨ましい)。

 結局、リチャードさんへのインタビューは1時間半ほどかかり、その後10分ほど休憩して、こんどは現社長のイアンさんへのインタビュー。イアンさんは地元スペイサイドの出身で、セント・アンドリュース大学を出たのち、GMに就職し、30年勤めてきたというベテランだ。主にGMの全製品の品質管理をまかされてきたという、GMのすべてを知る人物でもある。

 イアンさんには東京フェスの時に2つのセミナーを受け持ってもらうことになっているが、そのうちの1つ、GMの今を伝えるセミナーでは5種類のテイスティングを行う予定。その5種類を同じくスカイプを使って同時にテイスティング。

 コニサーズ・チョイスのストラスミル、トマーティン、カリラ、そして蒸留所ラベルのグレントファース、最後はマクファイルズコレクションのグレンタレットで、それぞれのウッドマネジメントが非常に興味深かった。さすがにフィリング(樽詰め)からボトリングまで、GMのすべての製品を知る男だけあって、その答えは明解であり、今までイマイチよくわからなかったGMのラインナップについても、目からウロコのような話を聞くことができた。ぜひセミナーを楽しみにしていてもらいたいと、改めて思った次第だ。

 ということで、リチャードさん、イアンさんとスカイプを使って10~12種類のテイスティングをし、7時すぎにインタビューは終了。そのままジャパンのT社長以下3人と、浜松町の中華へ行って、打上げ会。

 T社長が持参したバルデスピノのアモンティリャードや、ベンローマック10年、それにビールや紹興酒を飲んで、すっかり宴会気分。このところ、ずっとダイエットをしていたが、そんなことも忘れて大いに食べて、飲んでしまった。恵比寿の仕事場にもどって、さすがにオリンピック中継は見ずに、そのまま寝てしまった・・・。


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