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  11 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「銀座のロジェとカフェジン、カフェウオッカ…」

 このところ連日飲み会やら取材が続いている。昨日は銀座のロジェで鹿児島の佐多宗ニ商店の佐多さんら10名で豪華なディナー、飲み会。中心は今年6月にアイルランドの蒸留所を巡ったメンバー達である。佐多さんが造ったアブサンの「クスシキ」やウオッカで乾杯し、その後はロジェ自慢のワインを久しぶりに堪能した。最後の〆めは、BBRの1960年のビンテージポート(!)である…。

 今日は12時半すぎに南青山のニッカ・ブレンダーズバーに行き、1時からカフェジン、カフェウオッカについて、チーフブレンダーの佐久間さんにインタビュー。次号のガロアのジン特集用で、ジンやウオッカの造りについて詳細を聞くことができた。詳しくはガロアを見てのお楽しみだが、やはりカフェジンの造り方が面白かった。

 なんとカフェスチルとは別に、宮城峡には、ジンを造る銅製、ステンレス製のスチルが計3基あり、それでボタニカルを浸漬させて造っているのだという。それもステンレス製のものは、ニッカが特許を持つという減圧蒸留だ。40℃くらいで、主に柑橘系のボタニカルを蒸留するのだとか。もちろんベーススピリッツはカフェスチルで蒸留した特別のスピリッツ。それも、いわゆる麦芽原料のカフェモルト・スピリッツと、トウモロコシ原料のカフェグレーン・スピリッツの2つを分けて造っている。つまり、相当に手のこんだ、そして複雑な造りをしているのだ。

 インタビューと撮影は1時間ほどで終了し、そのままウイ文研のオフィスにもどり、3時半から東京フェスの動画撮影の打ち合わせ。来年のフェスのこともあり、11年目にして初めてスチルだけでなく、ムービーでもフェスの記録を残しておきたいと思ったからだ。いずれユーチューブにもアップしようと思っている。

 そのミーティングの合い間にフェスで売り出す「ポットスチルポスター」の入稿データの確認。A1サイズで出力してみたが、これがなかなか見事なできだ。刷り上がりはフェスぎりぎりだが、当日は500部ほどを売りたいと思っている。

 その後、5時すぎにウイ文研を退社して恵比寿の仕事場にもどり、再びガロアのジン特集の原稿書き。巻頭のジンについてのQ&A、約16枚を書き上げてしまう。次号ガロアはジン特集だが、それ以外に4大スピリッツのテキーラ、ラムについても特集する予定だ。明日はそのために六本木の「アガベ」で、テキーラの林さんにインタビューである。


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* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

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「東京フェスのパンフレットとコンペのこと…」

 例によって土・日ともガロアの原稿書き。スコットランドのクラフトジンについて書き終えていたが、イングランド、ウェールズ、そしてアイルランドについて、24~25銘柄を書いてしまう。

 東京フェス、コンペの準備も着々と進んでいて、先週末にはトランプに次ぐ、スコットランド蒸留所のポットスチルポスターも最終確認を行う。これはウイ文研が持っている80近い蒸留所のスチルから、トランプの54よりは少ない50の蒸留所をピックアップし、それをA1サイズのポスターにしたもの。フェス当日、ウイ文研ブースで初お目見え、販売したいと思っている。トランプもそうだが、この後、アイルランド、日本編も出したいと思っている。

 そのフェスのパンフレットも入稿作業が大詰めを迎えている。今回は初めて16ページの小冊子にして、多少読めるものにした。出展ブースの紹介も簡潔にして、これはと思わせるものがある。オススメのアイテムもひと目でわかり、アイコンもついているので、どんなブースなの分かりやすくなっている。

 さらに日本のウイスキー、ジン、ラムの蒸留所を見開き2ページで地図にまとめた。リストした蒸留所は全部で50カ所(!)。現時点における、もっともアップデイトな地図、リストで、しかも出展しているブースについては、そのブース番号も併記しているので、実際にブースを訪れる楽しみが増すだろう。

 まだまだ、これはスタートにすぎず、来年の大阪フェス(6月)、東京フェス(11月)ではさらにページ数を増やした、いわばガロアの別冊のようなものを出したいと考えている。

 ということで(?)、昨日の月曜日は久しぶりにガロアのコラムを書いているSさんと川崎の王禅寺に釣りに行く。周りを木々に囲まれているせいか大きなアオサギが沢山いて、相変わらず不思議な光景だ。5時間ほど立ちっぱで釣りをして、午後2時すぎからウイ文研。

 今日は午前中、コンペのことで赤坂の東急エージェンシーに行き、その後もどってガロアのミーティング。さらに3時から宝島社の女性誌『リンネル』の取材を受ける。その後、再びミーティングをして、7時からこんどは恵比寿駅前のサッポロビールで、新人2人の歓迎会と、東京フェス直前、決起集会(!)。フェスまで、あと10日余りである。

 土・日の前売券は土曜日のほうが多いという不思議な現象が起きているが、これは致し方ないだろう(残念なことに日曜日は、ある大きな酒関係のイベントとバッティングしている)。そのため日曜のほうが比較的混んでいないと思われるので、ゆったりしたい人は日曜日がオススメかもしれない。


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* ウイスキー文化研究所公式HP
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「イングリッシュジン、そして学習院の桜友会」

 今週はガロアが印刷所から届いて、その発送作業などに追われたが、一方で次号のガロア、東京フェス、コンペ、検定ツアー、来年のアイラツアーの件でミーティング三昧である。

 ガロアの原稿は、ジンのところのイングランド編を書き進めている。さらに東京フェスのパンフレットも入稿作業のまっ只中だ。フェスのセミナーについては、かなり席がうまってきたが、まだ7割近く売れ残っているセミナーもある。どうしたらアピールできるのか、もう一度考えてみる必要があるかもしれない。

 そんな中、月曜日には中日新聞の取材を受け、昨日は午後から恒例となっている全体ミーティング。今日はガロアの原稿書きのあと、5時半に霞が関ビルディングの34階にある霞会館へ。6時から学習院の同窓会である桜友会で講演。院長先生はじめ学習院の重鎮たちが80~100名ほど集まるなか、NHKのドラマ『マッサン』と、日本のウイスキーの始まりについて1時間半ほど話をする。

 竹鶴とマッサンの話をするのは久しぶりだったが、皆さん関心が高かったのか、熱心に聞いて下さり、ついつい熱が入ってしまう。その後、事務局の方たち有志とビールで2次会。帰ったのは11時すぎになっていた。

 それにしても、今ガロアでジンのところを書いているが、これが面白い。スコットランドのジンについては毎年2~3回現地に行っているので、なんとなく分かるが、イングランドのジンについては、このところまったく行ってないので、資料を見ても分からないことが多い。

 ロンドンはスコットランドに行く途中、ヒースロー空港でのトランジットのみで、もう10年近く空港の外に出たことがない。1987年から93年まで、5年間ロンドン近郊に住んでいたが、当時とはすっかり変わってしまった。22の銘柄(蒸留所)を書いているが、もはや地名を聞いても思い出せないところも多い。かつてはイングランドの市や町を、ほぼ全部分かっていたが、今はすっかり忘れている。

 そのため英文資料から、改めて地図で確認し直し、原稿にまとめる作業が続いている。たかが300字程度だが、それを書くために1時間も2時間も、下調べが続くことがある。行ったことがない蒸留所でも(それがほとんどだが…)、それが地図上のどのあたりにあるか確認してからでないと、原稿が書けないからだ。

 ということで、来年は改めてイングランドのジンやウイスキーの蒸留所を回ろうと思っている。ざっと、行きたいところを挙げただけでも30~40カ所になるのだが…。

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「ジン特集の原稿を書き始める…」

 この土・日と相変わらず原稿である。ガロアの12月号は、もうじき印刷所から上がってくるが、もうすでに次号(2019年1月売り)の編集作業が始まっていて、これから原稿執筆・校正、そして取材の日々が続く…。

 次号は、来年のコンペティションのこともあり、巻頭の第1特集はジンである。現在のジンブームは予想をはるかに超える凄まじいもので、世界中に続々とクラフトジンの蒸留所が誕生している。ウイスキーより手軽に造れ、しかもローカル色、クラフト感を出せるということで、個人で参入するケースも増えている。

 ガロアでは今回、日本で手に入る130近い銘柄をカタログ風に取り上げる予定だが、そのうちスコットランドが21、イングランドが22、ウェールズ、アイルランドで3の合計46銘柄(蒸留所)について、私が書くことになっている。そのスコットランドの21銘柄について土・日で書き上げた。

 スコットランドは、この10年間で50近い蒸留所が新たに誕生しているが、ジンはその比ではない。スコティッシュ・ジン・アソシエーション、「スコットランド・ジン協会」というのがすでに出来ていて、立派なホームページもあるが、それを見ると合計121の銘柄がリストアップされている。ざっとクラフトウイスキーの倍以上だ。

 その中の21について300字前後で書いていくのだが、現在のジンブームの面白さを改めて知った。とにかくウイスキー以上にスチルも多様なのと、使うボタニカルの種類がハンパない。スチルについて言えば、大学や企業の研究所が使う、コールドディスティレーション、つまりロータリーエバポレーションという装置を使って蒸留しているところもある。ガラス製のフラスコを回転させながら、中の圧力を抜くもので、25~30℃前後で蒸留する。減圧すれば当然アルコールの沸点も下がるわけで、これで蒸留すれば微妙なエキスも抽出できるという。

 あるいは、オランダ製の「istill」という最新の蒸留器を使うなど(ドーノッホがそうだ)、ウイスキーの世界から見たら、はっきりいってカオスだ。いや、現代のアルケミスト・錬金術師たちかもしれない。さらにボタニカルについて言えば、これはもうボタニスト、植物学者、本草学者にでもなった気分だ。

 博物学は私の目指すところで、人よりは多少、植物のこと、スパイスのこと、ハーブのことを知っているつもりでいたが(イギリスのガーデニングの本も書いているくらいだ…)、ジンのボタニカルはかなり勝手が違う。ましてや英語やゲール語や学名が出てきてしまうと、「不思議の国のアリス」に迷い込んだかのようだ。

 それにしても、ジンがここまでとは…。コンペの出品エントリーが始まっているが、現在のところ一番多いのがジンである。ガロアやコンペのためとはいえ、この歳になってジンやテキーラ、ラムについて勉強することになるとは、思ってもみなかった。自らがいい出して決めたことだから仕方がないが、日々是勉強である。


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「TWSCの各賞とピンバッジ、ANA…」

 あっという間に11月になってしまった。1日の木曜日は「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」の実行委員会ミーティング。やることは山積みだが、ガロアやライフ、さらにエキスパート、検定、東京フェス等で忙殺されていて、なかなか集中する時間が取れない…。それでも、金賞、銀賞、銅賞、トロフィーの他に、各賞を決める話し合いを行う。

 それぞれのカテゴリーでトロフィーまで決まったあと、スコッチならスコッチで、その時のベストを決めたいと思っている。これは3月の審査の時ではなく、その後で特別審査員を招集し、再び横一線でブラインドテイスティングを行う予定だ。さらに、その先に無差別級ともいえる、各国を取り払った、シングルモルトとブレンデッドの、ベストワンを決めたいと思っている。つまり、世界中で造られているシングルモルトの中で1番は何かということだ。できれば、そのジャッジの様子は公開したいと考えているのだが…。

 それとは別に、当日のテイスティング審査ではなく、ジャッジ約180名と、実行委員会全員で、例えば「ベスト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー」や、「ベスト・フォトジェニック・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー」、その他ベスト・ビジターセンター、ベスト・ディスティラリーグッズ、ベスト・デザイン賞など、現在20近い特別賞を考えている。もちろんベストブレンダーやベストメーカー、ベストイノベーター、ベストチャレンジャーなどもだ。

 実行委員会で、それぞれの賞の候補を10~20ほどリストアップし、それをジャッジ180名に送り、その中から投票で選んでもらうというものだ。もちろん、リストに挙がらなかったものの中から、ジャッジが選んでも構わない。その投票結果を待って、コンペ開催日に中間発表を行い、5月の授賞式までには、その年のベストを発表したいと思っている。最後はウイスキーエキスパート資格保有者全員にもアンケートを行おうと考えている。その結果も、今から楽しみだ。

 ということで、2日の金曜日はコンペの件で、汐留にあるANAのオフィスに行き、協力を要請。これからPRのためのスポンサーさがしも本格化する…。

 そのコンペの実行委員、ジャッジ用のピンバッジ(非売品)と、フェス等で販売する同じくコンペのロゴをあしらったピンバッジが完成して、オフィスに届いた。さっそく来週には、ジャッジの皆様にも送付しようと思っている。それ以外の人は、ぜひフェスで買っていただければと思っている。


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